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図3.1.3−14 水平航跡図

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3.1.3.3.5.2 実験結果
図3.1.3−14に実験用航空機の放射状飛行及び周回飛行の水平航跡図を示す。これより、各飛行ともターゲットの欠落やスプリットが発生していないことが分かる。
(1)方位精度
図3.1.3−15に放射状飛行における方位誤差の度数分布を示す。表3.1.3−9には放射状飛行と周回飛行の方位誤差の標準偏差を示す。標準偏差は各飛行ともに0.04°であり、ICAO指針の0.06°以下を満たしていることを確認した。また、実験システムの方位精度は現用SSRに対して犬幅に改善されていることが分かる。
(2)距離精度
表3.1.3−10に距離誤差の標準偏差を示す。各飛行の標準偏差は放射状飛行で7.0[m]、周回飛行で5.7[m]であり、ともにICAOの指針である100[m]以下を満たすことを確認した。また、実験システムの距離精度は現用SSRに対して大幅に改善されることがわかる。
(3)検出率
表3.1.3−11に放射状飛行及び周回飛行の検出率を示す。本実験では各飛行とも検出率は100[%]であり、ICAOの指針である95[%]以上

図3.1.3−15方位誤差の度数分布

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表3.1.3−9方位誤差の標準偏差

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表3.1.3−10距離誤差の標準偏差

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